獣医師   河村 貴央(かわむら たかお)

京都市出身
大学進学時、新薬の開発をとの思いから薬学部に入学しました。
その後修士課程(薬学研究科)を修了しました。
しかし、臨床を経験したいと思い、北海道大学獣医学部に入学しました。
外科学教室を卒業後、外科だけでなく内科も勉強したいとの思いで、
北大付属動物病院で内科学の研修医として1年間経験を積みました。
その後、道内2つの開業動物病院で勤務医を経て、
西町犬猫病院を開業することになりました。
資格 : 薬剤師 薬学修士(薬理学専攻) 獣医師


河村 デイジー

ラブラドールレトリバー 2003年9月生まれ メス(避妊済み)
生後2ヶ月ごろ離乳食を与え始めたころ、食後、頻繁に吐くとのことで
検査したところ、右大動脈弓遺残と判明しました。
右大動脈弓遺残は血管の先天性の異常で、食道の一部が心臓の
背中側とその異常な血管により締め付けられてしまいます。
そして締め付けられている部位よりも口側の食道が拡張してしまいます。
当時私が所属していた病院にて手術を実施しました。
一度狭くなってしまった食道の部位は硬くなってしまい(線維化)
手術を実施しても完全に広がるわけではありませんが、
幾分改善したのでしょう、吐く回数はかなり減少しました。
その犬を私が引きとりました。獣医師の教科書には、フードの容器を高い位置に
おいて犬を立たせた状態でフードを与えると重力により食道のとおりが
良くなるとの記載がありますが、デイジーの場合はそんなことをしても
ぜんぜん効果がありませんでした。
現在ではふやかしたフードを1日10回以上に分けてあげています。
それでも週1回以上は必ず吐いてしまい、
部屋のじゅうたんが大変なことになります。食後、いまだにのどが膨らみます。
現在体重が19キロと、他のラブラドールに比較すると、かなり痩せています。
もっとたくさんのフードをあげたいのですが、量を増やすと
確実に吐いてしまいます。(この場合、正確には嘔吐ではなく、吐出といいます)
常におなかをすかしており、ひろい食いをしてしまうため散歩は大変です。
追加の手術も考えましたが、吐くことをのぞけば、
誤嚥性の肺炎をおこすこともなく元気にしているので、
14歳を過ぎた今も追加の手術をせず経過をみていましたが…。

追記 2018年7月31日に亡くなりました。
最高気温が連日30度を超える暑い日でした。
ここ1、2年、呼吸が荒く、ぜーぜーしていましたが、さすがに暑さには勝てず、
力尽きてしまいました。
デイジーの血液は、たくさんの貧血の犬に提供されました。
始めは、献血用の採血を嫌がってましたが、
採血後に美味しい缶詰をもらえることを学習すると喜んで献血に協力してくれました。
他の犬の血液を輸血しても元気にならない犬が、デイジーの血液を輸血すると
とても元気になったことが何度かあり、大病を乗り越えてきたせいか、デイジーの
血液には不思議と強いパワーがあったように思えます。ありがとう、デイジー!

動物看護師  堀川 月菜(ほりかわ るな)
札幌市出身
北海道どうぶつ・医療専門学校 卒
愛玩動物看護師

わんちゃん、猫さんや飼主さんに寄り添い、安心して頼っていただける
動物看護師を目指しています。よろしくお願いいたします。


堀川 チョコ

ダックス 2007年2月生まれ オス(去勢済み)
クッションを洗濯し、乾燥が終わると、クッションをくわえて自分の小屋に
持っていくという特技(?笑)を持っています!

動物看護師  山本 七海(やまもと ななみ)
滝川市出身
経専北海道どうぶつ専門学校 卒
愛玩動物看護師

わんちゃん、猫さん、飼主さんに寄り添い、院長と飼主さんとの
架け橋になれるようにがんばりたいと思います。よろしくお願いいたします。


山本 ライム

トイプードル 2015年2月生まれ オス(去勢済み)
家族で食事をするとき、食事が終わるまで常に私の横でお座りをして待っています。
たまにキャベツがもらえると、とても喜びます。



山本 レオ

トイプードル 2015年2月生まれ オス(去勢済み)
石が大好きで、散歩に行くと一生懸命に石を物色し、お気に入りの石が
みつかれば、家に直行します。おかげで玄関が石だらけです。